第1回(後編①)ビジネススポーツマン 岡本達也の栄養

前回に続き、岡本達也編、後編に入っていきます(^^)

 

ただ、前編を書きながら自分自身でも薄々感じてはいましたが、長い….という声を多く頂きました。笑

もう少しコンパクトに少しずつ更新していこうと思います。

ということで、今回は後編①ということでお願い致します。

 

【ポイント② タイミング】

川口)岡本さん、昨年までは食事の時間等はどのような感じでした?

 

岡本)昨年までの食事時間は、練習の時間が決まっていたので毎日ほとんど同じ時間に食べられました。

 

川口)今は?

 

岡本)仕事の内容・場所によってまちまちでかなり不規則ですね。

あ!そう言われてみれば、遅くに練習した後にご飯どうしよう、夜遅いと何となく太りそうだし、内臓休まらない感じがするなあ。

どうしようか悩んだ末に、ほとんど食べないようにしています。これって正しいんでしょうか?

 

川口)自身が食べる事の問題を見つけたことは大切なこと。

岡本さんの練習、食習慣などの生活の中で感じている事や考えていることは私にはわからないことも多いですから。見つけ出して、感じて、疑問に思って私に伝えてください。岡本さんの1日目の夜の食事と生活を振り返ってみましょう。

 

岡本さんの1日目の夜の食事と生活

仕事終了 19:00 

夕食   19:15(コンビニ)

練習   20:00~22:00

練習終了後 プロテイン

帰宅後  バナナ、もずく

 

川口)頑張って練習した後、お腹空きませんか?

 

岡本)空きます。ぺこぺこです。

 

川口)そうですよね。どうして練習後に食べないですか?

 

岡本)夜遅くに食べると太るような気がするし、内臓が休まらなくて疲れが取れないと聞きました。

 

川口)間違いだと思いませんが、この日は食べることをお勧めします。

内臓は寝ているときも活動しています。消化の悪いものや脂質の高いものを摂りすぎると消化や吸収が活発になりエネルギーを使うので良くないかもしれません。おにぎりなど炭水化物や吸収効率の良いたんぱく質は練習後に食べるべきです。

練習後夜遅いから、太りそうと言いますが、運動後、筋肉が刺激を受けた後にタンパク質を摂るのが筋肉の修復に効果的です。

 

岡本)はい。知っています。

 

川口)栄養面では、練習後にも食事をし方が栄養を効果がより上がるのではないでしょうか。同じものを同じ量食べるにしても、いつ、どのタイミングで食べるかを大事にしてほしいと思います。

もちろん何も運動していない人が夜遅くに高カロリーなものを摂ることは良いのか悪いのかわかりますよね?? 

 

岡本さんの夜の食事提案

・練習前に食べていた食事内容のおにぎりだけを練習後に食べる。

→同じ摂取カロリーでも栄養の摂り方としては効率的だと思います。

それに、動いた後に食事があると、単純にうれしいじゃないですか!

満足感を得られて、運動がより満足感のあるものになると思います。

 

岡本)なるほど。今僕の悩みの一つでもある、体重の減少ですが、練習後に筋肉が栄養を必要としている状態で食べないと、筋肉量が減って、体重の減少も進んでいってしまいそうですね。

 

川口)せっかく鍛えるためにトレーニングをしてるのに。

 

岡本)これ以上痩せ細っていく自分を鏡で見るのは嫌だ!!笑

筋肉量が減ることはパフォーマンスにも大きく影響すると思いますし。

ただでさえ、今までよりもトレーニングの頻度も強度も減少しているのだから、食べるタイミングをもっと意識して、練習の効果を最大限に引き出さなくては!!

 

感想記・・・・今考えると、プロ選手時代も試合後、時間が中途半端な時に、食事までほとんど何も食べなかったり、アウェイでナイターの試合の後、弁当一つ食べて、到着した時には夜中だから食べないで寝るなんて日もありました。

ぜんぜん筋肉修復できないし、疲労回復の面でも非効率的でしたね。

何となくどんな時でも夜食べるのはダメな事だと思い込んでいました。

いつ食べるかを意識して、栄養やトレーニングの効果を最大限に生かそうと思います。

体重減少、筋肉減少にストップ!!